本音の声は現時を語る

●項目別 自由式回答の一部を紹介します。(本誌A4版)

1)恋愛・結婚・子育て等について、あなたが日頃思っていることやご意見を自由にお書きください。
(回答27ページにわたる)

    家族がいると支えになる。

    恋をするということは、人間として本能的にも当然のこと。それが、社会的無知により阻害されるのは間違っている。現に、障害者同士、結婚をしている人も見てきているが、その人達は、お互いに助け合い、素敵な関係に見える。

    結婚したいと思う人となら家事、子育てを二人でやっていけると思う 症状も安定しているからそれとパートナーと一緒になることで、意欲や励みにつながると思う。

    入院中、恋愛は禁止されていた。通院しても禁止されていると思っている人が多く交際できなかった。

    病気な人同士が、結婚は難しいが段々と精神の方の人ともコミュニケーションをしながら実現出来ればと考えています。

    結婚という、2人だけの話であるところに、親戚や周辺から「精神障害者だから」云々といわれることは耐えられない。

    結婚して子供をほしいかったけど、子供を生むときを反対されたから、自分は、子供が好きなのです。

    精神科へ通っているという事で、それを認識して受け入れてくれる人を結婚相手として選びたいと思っています。

    結婚して、同じ病気で、お互いに語ることができるから、悩み苦しみが半減するからいい。

    結婚したいと思っているが精神病院に通っていることがネックになって結婚できない。

    異性に対して出会う機会がなく、当事者は依存的な人が多いため、本当に恋愛や結婚ができるか。ましてや経済があるがどうか。子育ても、サポートする人がいなければ、できるかどうか。

    恋愛し、結婚したいと思っていても、経済力がなく結婚できなかった。精神障害であることを告白すると結婚が出来なくなる。医療関係者と恋愛して、結婚したいと思ったこともありますが、主治医に妨害されました。結婚したいと思っていても、周囲に妨害されます。

    盲目の人同士が結婚して、普通の目の見える五体満足の子供が産まれるのに、なぜ障害者が結婚して、障害の有る子供が産まれる確立が高いからと反対されるのか?

    障害者でも、健常者と一緒で生活を共にするとは、日々の生活をこなしていかなければならない。家事や近所づき合い。けんかもするし、意見のくいちがい等もある。普通の人の結婚生活と同じだと思う。

    自分自身が服薬と睡眠に時間を縛られてしまっているため、どうしても相手と自由に遊んだりする事を楽しめない。相手が遊びたいと思っている時間に、きちんとした生活のリズムの為付き合う事ができない。

    恋愛や結婚などは、私自身障害者や健常者を問わず、自分の趣味や価値観などが合えば良いとは思うのだが、最終的には家柄や近所の手前もあるため、偏見や差別があると思う。子育てなども、将来子供ができ少し成長してきたなら自分の過去など、正直に話そうと思います。

    恋愛・結婚・子育てなど、病気の有無に関わらず問題を抱えている人はいるのだから、特別視したくない。精神病じゃなくても、他の病気の人はその病気だから上手くいかないんだ。と思っていたりするだろうし。病気でなくても、上手くいかない人はいるだろうし、病気でも上手くやれる人はいると思う。

    新しく異性に出会って、恋が芽生えたとしても、精神科に通院し薬を常時服薬している事を打ち明けるのは難しいと思う。でもやはり、結婚も出産もしたいし、その前に恋愛も楽しみたいとは思っているが・・・。

    障害者だからって、結婚や恋愛ができないとは思いません。いわゆる健常者でも結婚していない人は沢山います。

    一般の方は、精神障害者は私たちとは違うと思っているようです。だからあまり相手にしたくないのでは・・・

    結婚そして子供を授かる事は、自分思った以上の苦労が伴いまいした。妻も障害者であり、子供産んだ後、生活の苦労と育児の事で、精神が病んでしまい別れ、又子供を自分が育てなければならず、途方に暮れたこともありましたが、子供ものびのび育ち喜んでおります。妻も病気が回復し、今では3人で暮らしております。

    当事者同時の結婚でも、相手を手助けできる可能性がある。普通の食事や家事をやっていくことは、お互い調子の悪い時は大変だが、ヘルパーさんや所得保障があれば、可能な場合が多いと思う。

    恋愛は障害者同士であっても、又は健常者とであっても、自由でいいと思います。結婚は回りの理解があればいいと思います。子育ても、周りの人達に手伝ってもらえるような環境があればいいと思います。

    結婚相手は、当事者同士がいいと思います。お互い、分かり合えるから。ただ、家事がある程度できることが条件だと思います。子どもが欲しいと思いますが、薬のせいか、できません。できなければ、できないでいいと思います。末永く、女房と一緒に暮らしていければ。

    結婚する際に、周囲の反対を受けたが、自分たちで結果を出してゆくしかないと思い、がんばったつもりである。今では結婚生活も5年がたち、娘も4才になる。かんたんにやっていけるとおもわないが自分の人生に責任を持ってマイペースでがんばりたい。

    病気同士で結婚してうまくいっているカップルや、お互い健康で結婚前提に付き合っているカップルなど、幸せなカップルを見ているとお互いの相性と縁と、あと女性の方より、男性の方が好きな割合が高いとうまくいっているように思います。

    結婚するにしても、恋愛するにしても、病気を理解してくれる人でないと、一緒に生活できないと思う。それと、子どもが二人いるので、子どもを可愛がってくれる人。

    パートナーの理解が得られなければ、病状は悪化する一方だと思う。

    恋愛、結婚、子育て、環境が変わると自分がどんな変化をするのかわからないので、それがきちんと対応できるか不安です。

 (2)入院経験の中で、病院職員の対応で一番傷つけられた体験(12ページにわたる

    私はそう状態で入院しました。保護室に入れられ、いつもなら1週間位で外へ出してもらえるのに3ヶ月も入れられ拒食症になり宿便を出してあげると毎日テンテキをうけて最後は注射液の漏れだけで手が真っ黒になるし、おむつをはかされて食事も与えられず1日氷をふたかけらしかもらえず私の方から殺されると思い、外の内科に移してくれと言うとさっさと移し、その病院で色々検査したら、糜爛性胃炎だけとのことだった。部屋に帰ったらあったかい食事が待っていて涙が止まらなかった!!

    とにかく、入院は地獄の様な日々でした。私は親が生きている間に一度は入院しようと思いましたが、閉鎖で何から何まで職員の目から逃げることは出来ず、お風呂やトイレなどもとても汚く、とても人間が生活できる環境ではありませんでした。病院職員の人も、もっと患者の気持ちを考えて欲しいものです。

    主治医に仕事ができないからと言って足で蹴られたことがある。看護師さんも知らない振りをしていて困った。 最初の病院では暴力を受けた。一生出られないと思い、すごく苦しんだ。もっと説明をすべきだと思う

    辛くてごめんなさい。言えません。暴言暴力、そして虐待でしょう。いじめでしょう。56人から一辺に受けました。便秘を1ヶ月した時、自分で自分の便を手で取り出せと言われ、取り出しました。

    裸にして、ふとんの中に放り込んでおけと言われズボンの後ろを下にひきおろされた。

    ベッドに投げられ、急所を一撃された。

    服のまま風呂に放り込まれた。

    病院職員からセクハラを受けたことがある

    保護室で水も飲ませてもらえず、トイレの水を手ですくって飲んだ。

    保護室入室前に、看護師から首をしめられた。また、他の患者から暴力を受けた。

    保護室で用を足した後、自分で流せなくて、ずっと放置されたこと。                      

    症状が重い頃、態度が悪いからと暴力を受けたことが忘れられない。もう二度とあの病院には行きたくない。

    病院の保護室に入れられた時、夜暴力を職員から受けた。

    幻聴でないのに幻聴の薬を飲まされ、入院期間を延ばされた。

    手足を縛られ、紙おむつをさせられたこと。

    人としてではなく、物として扱われた。「これ」と言われた。(例として)

    右腕に飛びひじ蹴りを受けた。腕の付け根が真っ黒になり、ボールなげられなくなった。

    薬の副作用で肝臓が悪くなったが、その病院で治すことができなかった。

    貴女なんか、子供を生まなければ良いといわれた。

(3)施設利用の経験の中で、職員の対応で一番傷つけられた体験
7ページにわたる)

* 職員は人を見て差別をしたり、暴言をはくこともある。当事者は、我慢をしているようだ。

* バカにした目で見ていると職員から個室で叩かれました

* 小規模作業所で具合が悪いのに働かされたことがある

* 職員が私たちをまるで赤ん坊をあやすような言葉使いをしてき、とてもプライドが傷ついた。

  * 「死んでもいい人だ」とか言われた。

* 子供扱いみたいに対応された。公前の前で暴言を受けた。

  * 基本的人権が傷ついた。

  * 無視をされること。

* 私は、職員から、暴力や暴言を受けたことがあるが、それは、私のためを思ってのことだと私自身が了解しているのでいいのだが、ある職員が「あなたのためにしてやっている」とあからさまにいわれたときには、傷ついたことがありました。

  家族会中心の所へ行ったが、意見を言うと「お客様扱い」また、財源を握られたままの状態では「企画」を立てても「ナマイキ」扱いされた事を今も憶えている。

(4)国(特に、厚生労働省)に対して、日ごろ思っていることや意見 (19ページに渡る)

    年金の見直しをしてほしい。くらせていけない。当事者会への補助をしてほしい。

    生活を豊かにして欲しい。

    障害年金だけで十分生活出来る様利用を見直して欲しい。

    手帳の写真添付を求めたのに対して(手帳が出来る時の厚生省と当事者の話し合いの時)本質的な説明をしないで手帳の写真添付がされなかった。この様に法案が出来たあとで当事者と話し合いをしても意味が無い。当事者との話し合いを先にした後に法案に当事者の意見を反映すべきである。

    自分たち(国や厚生労働省)の人達が、精神病になって、私達の苦しみを分かって欲しい。分かってくれない。

    現在、精神の病気のためになやんでいる人は全国的にも数多くいると思うためそういった人たちのためにも早く仕事もがんばって働いていけるようないろんなサービス事を行うべきだと思う。

    未だ未だ精神障害者に対しては保障が十分ではないと思われる。

    現在の社会を見るにつけ、厚生省や社会保険庁の行状には腹立たしいことばかりだ。税金や年金は障害者福祉、高齢者福祉にできるだけ使われるべきだと思う。弱者に光をあててほしい。

    従来のように県レベル保健所が重点的に作ってもらいたい。医者や製薬会社がもうけるばかりでは患者のためにならない。薬は一般にへらすべき。入院患者をへらすのは少し無理がある 高齢者が多いし、精神病院全体をもっと待遇のよい別組織に改革できないか、ドクターの権力を分散すべし。

    1.社会入院(7万2千人)の具体策を示して欲しい。2.国の指導で精神保健福祉サービスの都道府県・市町村による各差をなくして欲しい。3.小規模作業所をなくす方向にしないでほしい。

    税金のムダ使いはヤメテほしい。精神分裂病の人間をもっと理解してほしい。お役所仕事的なあつかいはヤメテほしい。

    厚生労働省が、もう少し精神障害者の声を聞いて、政策を打ち出すべきだと思う。世の中(社会)には、精神病者に対する偏見が、まだ根強く残っているため。一般の人はもちろん、血のつながりのある家族の者でさえ、暴言を吐いたり、もう退院出きるほどまで回復しているのに、世話する家族がいないために、入院を仕方なく続けなければならなかったりと(社会的入院)まだまだ改善すべき課題が多いと思う。

    日本の国が取って来た精神障害者に対する歴史を踏まえると、これが人間のやる事かと激しい怒りさえも覚えます。精神保健法の制定により、精神障害者が「ただ、そこに在るのは分った」と言っている程度のものであり、嘆かわしいばかりです。最近は方体制やシステムも整備されてきたのでしょうが、所詮お役所仕事。「そこに患者は在るの?」と聞きたいものです。国の政策の根底では、人(患者)を善と見ているのか、悪と見ているのか疑いたくなります。

①精神障害手帳もJRの料金を、100km以上割引して欲しいです。

②精神障害手帳の2年経つと更新しますが、年数が短すぎます。最低でも5年間の有効にして欲しいです。更新料にお金がかかるのです。

③全国の交通機関は割引して欲しいです。身体障害手帳・療育手帳は、全国的に割引してくれるようです。

④精神障害者が自ら運転するか、又は介護者が運転する車両に同乗して駐車する場合「駐車禁止除外指定車」標章を作って欲しいです。

    役人の人達には、人の心の痛みが分かる人がいないのではないかと思います。臨時でもいいから、障害のある人も雇うとか、医者の研修みたいに施設などで研修する制度を、作ったほうがいいと思います。

    実際に法律等を議論している議員等が、どれだけ当事者のことを理解しているか、また理解しようとしているか疑問に残る。

(5)医療機関(特に、精神病院)や施設・作業所・家族会などに対して日ごろ思っていることや意見(22ページに渡る)

    保護室はやめてほしい。

    待ち時間が長すぎる。

    まず、薬について、あまりに多くださないで下さい。作業をやっていて眠い時があります。作業工賃を上げて欲しい。

    指導員には、障害者の辛さがわかっていない、もっと勉強するべきだ。もっとやさしさを持って、接してほしい。

    家族会は当事者会に足なみをそろえるべき

    あまり無理なことを要求したいとは思いませんが、当事者が自立への道を自分で探せるように手助けしてほしいです。

(6) 医者・看護師・精神保健福祉士・臨床心理士・作業療法士など専門職者や精神保健福祉を教えている大学/専門学校教員などに対して日ごろ思っていることや意見(17ページに渡る)

    良く、協力して頂いていると思います。

    精神障害者を差別せず、暖かい目でみてほしいです。

    もっと社会復帰や、退院してから、社会にとけこめるような努力をして欲しい。

    障害者を別見しないで対当にあつかってほしい。

    一人の人間として、私たちと接する様に、そんな色眼鏡は、はずしてネ。(一番良く知っているはずの、人たちが、まだ、私達の事を、さげすんで見ている。)

    むずかしい言葉を使って説明したりするけど、老人から子供まで聞いても、誰でもわかる説明の仕方をしてほしい。

    あんたらの言っている「福祉」というのは僕らから言ったら「生活」のことなんじゃあーもっと1人の生活者、人間として扱ってくれガラス箱にいれたられたマウスやモルモットと違うでぇー同じ人間やでぇー

(7)薬や注射について、日頃思っていることを自由に書いてください。(25ページに渡る)

    現在の精神科における薬は、眠気やだるさが伴う薬が多い。日本の精神科医療の発展のためにも普通の人と同じ様に行動できるようにもっともっと副作用の少ないくすりを開発してほしい。注射については私は、やったことがないのでわからないが1ヶ月1回注射すれば薬をのまないで症状が安定するならそういう物も開発してほしい。

    一生飲むのかと思うとゆううつである。

    このまま飲んでいて大丈夫か?子どもとかもつくれるか心配である。

    肝機能を悪くする薬を医師は、出ださないようにして欲しい。

    完治もしくは再発しない効果的な薬を作って欲しい。

    注射はしたくないです。できれば薬で治したいです。

    助かる面も多いけど、こわいイメージがある。現代の精神科は薬中心しすぎるのではと思う。

    薬に飲んで治れるなら完璧に治したい。飲まなくてよければ、飲みたくない。結婚ができるようになりたい。

    体に悪くないか心配、依存してしまわないか心配。

    薬は命の恩人です。必ず朝、昼、夕と必ず服薬しています。入院したくなかったら自分としては死ぬ迄服薬したいと常日頃思っています

    薬を飲んでさえいれば普通の人と同じ生活が出来るような薬があればいい。

    薬の効き目や副作用など、説明できる薬剤師を病院の薬局に配置して欲しい。(辞典で調べる様な薬剤師は辞めさせるべき)又、病院で薬を渡すのも、薬剤師、医師のみにお願いしたい。薬の分からない人間が、薬局(病院内)で働いている病院が多すぎる。

    精神科の薬も再発する危険があるなら飲みますが、今は、安定しているから、あまり薬を飲みたくない。あまり薬ばかりに頼りたくない。

    とにかく薬で、本来人間らしい感情や能力まで奪われてしまっているようで、はなはだ遺憾である。

    薬の量が多すぎて、1日全部飲むように言われているが、飲まないこともある。

    できれば飲みたくないが、仕方ないと思って飲んでいる。やめられるのが理想。

    自然の生物である人間に、自然上ありえない物質を飲ませるのだから、長期的には体にいいはずがない。副作用ひとつをとっても作用の大きさを考えにいれねばなかなか長期服用はできないだろう。だから、症状が落ち着いてきたら当事者に対する服薬に関する説明や学習なども必要だと思う。しかし、基本的に薬好きな人間はめったにいないことははっきり認識すべきであろう。